2008年2月22日金曜日

魍魎

魍魎の匣という映画をみました。

この作品は、京極夏彦さんの小説が原作なのですが、

僕は彼の小説が大好きでほとんど読んでいるのです。



原作と映画を比べると・・・



まったくの別物という感じでした。

しかし、どっちがいいとか悪いとかいうことではありません。



もともと京極さんの小説は、(特にこのシリーズは)

一作がとてつもなく長く(新書で700ページくらいあります。)

しかも台詞で説明することが多く、映画化するのは難しいだろうな、

とは思ってたのですが。



だけど映画は映画でとても面白かったです。

主要人物の三人、

古本屋、中禅寺役の堤真一、

探偵、榎木津役の阿部寛、

小説家、関口役の椎名桔平、

この三人、同世代らしいのですが、

とても息があっていて、楽しみながら演技しているのが伝わってきました。



また、原作とはあらゆる部分で異なっているにもかかわらず、

原作に対する敬意というか、そういったものを感じました。



結局、原作があろうと、オリジナルがあろうと、

解釈や、料理の仕方でまた新しいものが作りだせるものなのでしょう。

人間というのは、真似をしようと、人のいいところを盗もうとしても、

個性を発揮できる生き物なんだろうと思います。



映画とはまったく関係のない話ばかりになってしまいましたが、

とにかく映画だろうと、小説だろうと、

面白いものは面白いのです。



京極夏彦さんの作品に関しては、また改めて書きたいと思います。

探偵榎木津礼二郎の破天荒ぶりが滅茶苦茶好きなので。



最後に、魍魎とは・・・



形、三歳の小児の如し、

色は赤黒し、

目赤く、

髪うるはし、

このんで亡者の肝を食うと云う

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