魍魎の匣という映画をみました。
この作品は、京極夏彦さんの小説が原作なのですが、
僕は彼の小説が大好きでほとんど読んでいるのです。
原作と映画を比べると・・・
まったくの別物という感じでした。
しかし、どっちがいいとか悪いとかいうことではありません。
もともと京極さんの小説は、(特にこのシリーズは)
一作がとてつもなく長く(新書で700ページくらいあります。)
しかも台詞で説明することが多く、映画化するのは難しいだろうな、
とは思ってたのですが。
だけど映画は映画でとても面白かったです。
主要人物の三人、
古本屋、中禅寺役の堤真一、
探偵、榎木津役の阿部寛、
小説家、関口役の椎名桔平、
この三人、同世代らしいのですが、
とても息があっていて、楽しみながら演技しているのが伝わってきました。
また、原作とはあらゆる部分で異なっているにもかかわらず、
原作に対する敬意というか、そういったものを感じました。
結局、原作があろうと、オリジナルがあろうと、
解釈や、料理の仕方でまた新しいものが作りだせるものなのでしょう。
人間というのは、真似をしようと、人のいいところを盗もうとしても、
個性を発揮できる生き物なんだろうと思います。
映画とはまったく関係のない話ばかりになってしまいましたが、
とにかく映画だろうと、小説だろうと、
面白いものは面白いのです。
京極夏彦さんの作品に関しては、また改めて書きたいと思います。
探偵榎木津礼二郎の破天荒ぶりが滅茶苦茶好きなので。
最後に、魍魎とは・・・
形、三歳の小児の如し、
色は赤黒し、
目赤く、
髪うるはし、
このんで亡者の肝を食うと云う
2008年2月22日金曜日
魍魎
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